京都最後に行くとしたらどこにしようか?僕はその問いに大文字山を選んだ。多分僕が見てきた京都を一望出来るからだ。というわけで一人で大文字山に登ってきた。写真に女の子2人写っているのだがーこれは僕とはいっさい関係のない人物である。当然僕は彼女らをしりめにぼっちを決め込んでいた。
普段の銀閣寺ルートを通り大の字に向かったのだけど、それだけでは面白くない。こうなったら滋賀の琵琶湖までつっきって最後には天狗となって大文字山に登るカップルにつばを吐くんだと意気込んだ僕は更なる頂を目指した。
その時一緒になった淑女の方が(ここで話は変わるのだがどうも僕は淑女というニュアンスの世代の方々にモテるようでよく話しかけられたり弁当を貰ったりと何かと貢いで世話をしてもらう事が多いのだがここではやはり関係ないので話を戻そう。)大文字山には滝があるということを教えてくれたので行く事に。どうやら鹿ヶ谷方面から入るルートらしい。僕は滋賀行きをすっかり忘れ半信半疑ながらも滝に向かう事にした。
程よく木が間引かれて本当に森の中かと錯覚を覚えるくらい光が良く通っていて、ここを整備した人たちの愛情を身を以て感じた。京都が堪能出来る場所ではないかもしれないけど、京都に行くならもう一度行きたい。夏に来たらもっと気持ち良さそうだ。