トンネルを抜けるとそこは濁流の流れる村だった。
京都でお世話になってたデザイナーに連れられ丁稚奉公先として岡山県西粟倉に来た私ですが、京都から西粟倉まで行くのにアクセスが悪く、鈍行で行くと4~5時間かかってしまうような場所でした。本がたくさん読めて素晴らしい時間ではありましたがもう少し早いルートで来れたらと後悔しました。そんな旅を経てようやく着いた西粟倉の駅、あわくら温泉駅を出るとそこには溢れんばかりの濁流が流れておりました。軽く引いてのは久しぶりです。この数日間の雨で川の流れが尋常ではないほど溢れていたようです。さてさて、私はここから生きて帰ることが出来るのか。