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東京旅行での学び

ブログ 下積み時代 ON 2011年11月16日

今回の東京旅行では多くの学びがあった。それをしっかり自分の中に落とし込むために久々に日記を書こうと重い筆を持ち上げる。
1つ目の学びは1日目にあった。泊まる場所を考えぬまま東京に来た私は誰それ構わず知人に連絡し始めた。だが連絡は返って来ず、人望のなさをひしひしと感じながら辛い現実にさよならをすべくスターバックスで300円の珈琲を注文し居眠りを始めた。それでも現実は私の居眠りを妨げようと私を追いつめた。充電の残量が残り10%を切ったのである。

現実の追い上げと逃避のせめぎ合いの最中、走馬灯のごとくネットカフェ難民になる私が見え始めた。東京初日でこれとは思いやられる。重い腰を持ち上げネットカフェに挨拶を始めようとした時、1日目の寝床が決まった。ガッツポーズをとり、私はネットカフェとスターバックスにさよならをした。1日目の寝床はまれびとハウスと呼ばれるシェアハウスであった。

まれびとハウスは説明すれば長くなり、本テーマに沿わないので説明は割愛する。さて、本日記の主題は学びであることをもう一度強調する。そして、学びはこのまれびとハウスで行われたデザイン勉強会にあった。この勉強会で扱われたテーマであるデザインは表面上のデザインではない。なぜそれがその形状をしているのか、それはどう扱われるのか、どう扱って欲しいのかなど、意味や理由を考える「デザイン」であった。今までどう人から見られるかを重点的に考えていた私はそこでハッとする事を聞いた。「水に溶ける名刺というものがある」というのである。名刺は連絡先を知りさえずれば、もう用はない。つまり捨てなければならない。本来ならばシュレッダーにかけるのであろうが、なんとなく躊躇われたり、煩わしかったりする。

今までの私はデザイナーをイメージの伝達者として見ていた節があった。つまり、人が「見る」という行為に対してデザインをするのがデザイナーの仕事だと思っていたのである。しかし焦点を「見る」に限定する必要はない。デザイナーは人間の行為全般にに対して働きかけていくべきなのだ。

これが1つ目の学びである。デザイナーの仕事は見るだけにこだわる必要はない、というのが1日目の学びであった。

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