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かまぼこハウス

下積み時代 ON 2012年12月14日

関東で暮らすという話は昨年の今頃から考えていたことだった。
理由としては色々ある。デザインの仕事をもっとしてみたいだとか、一緒に仕事をする仲間が欲しいとか。でもそんなものは京都にいても出来ることだ。一番大きな理由は、京都のコミュニティから一度離れてみたかったということだったのだと思う。5年もいた土地。良いところだとも思う。そして私は良いコミュニティのも恵まれたと、とても思う。
でも、冷たい風にも吹かれて生きてみたいとも思った。
私はスケジュールをのばしにのばしたが2012年の4月、関東に移住した。その時はすぐに家が決まらず、1ヶ月ほど都内でシェアハウスを探してみた。その時一般社団法人リヴオンの尾角氏の事務所兼宅にお世話になったり、その間、墨田区のシェア長家や鴬谷にあるシェアハウスnoieにお世話になったり、浅草にあるはなれというシェアハウスにお邪魔した。しかし中々希望に合うような物件が見つからず、慣れない生活から体調が悪くなりかけていたその時、知人づてにある物件を紹介してもらった。神奈川県藤沢市の慶応大学近くにある、家と思しき物件だった。

 

バスケットコートくらいの広さのオープンスペースがあり、その脇に個室が4つある。人との距離をある程度とれた生活をしたかった私にとって、この家の環境は申し分ない。ただ、都内まで1時間半~2時間程かかる。環境をとるか、都内へのアクセスを考えるか。私は、環境をとった。余談だが、敷地内に柿の木があり、秋は柿が食べられる。

この時、家には名前はなかった。後に「かまぼこハウス」と名付けられる。
ここでは、主に4人で暮らしていた。私は、昼間はここを仕事場とし、京都からいただいた仕事や東京でいただいた仕事をしていた。他の住人はというと、外で仕事をしたり、学校に行っていたりと、昼間はいなかった。夜になると住人が集まり、一緒に食事をしたり、酒を飲み交わしたりした。私は酒にはめっぽう強くないので、あまり飲めなかった。でも、なんだか楽しかった。かまぼこでの人間関係はなんだか心地よかった。浅すぎず、でも深すぎない。強制されないし、でも関わらなさすぎない。私はその中で自由でいられた。

ここでの生活も、そろそろ終わらせようと思う。少しの間だったけどとても、楽しかった。

ありがとう。
関西に帰ろう。ここ2週間くらい名残惜しい感覚でとてもいっぱいになっていた。でも元々長くいるつもりではなかったということ、それと関西で一緒に生きてみたいと思う人がいるということが今回関西に戻る一番大きな理由。

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