ティールを学ぶ2日間のイベントを
ティール的にデザインする

ティールとは2018年に英治出版より発売されたティール組織の書籍内に出てくる言葉です。端的に言うと新しい組織のあり方です。坂上デザインは2019年9月14日行われたイベント、ティールジャーニーキャンパスのビジュアル面でのトータルデザインを行いました。今回外部パートナーというよりはイベントの主催者側として制作にあたりました。

日本で発売された「ティール組織」の書籍は権威的で高尚さがあると当時に、個性的でほんのり溶けるような優しさを感じさせるデザインであると個人的に感じています。しかし本イベントでは垣根を作らず、ビジネスマンでも、お子さん連れた親御さんでも学び合いたい人なら誰でも来てほしい、ウェルカムなイベントにしたいという願いがあることから、書籍とは違った形でで、なるべくフラットで色んなものを受け入れるイメージになっていくのが良いのではないかと考えビジュアルデザインに落とし込みました。→その辺りの詳しいデザイン説明はこちら

ビジュアルデザインを制作するにあたって出てきたキーワード郡。
ここからイメージを広いビジュアルデザインを制作していく。

制作したビジュアルデザイン。どんな人でもウェルカムであることを伝えるために、大人も子供も、人種の垣根もないイラストを描いた。また人だけではなく、ティールという、まだ近くにあるのか、遠くにあるのかも分からない概念をめぐる航海(実際に実践すること)に出る前の、学び合いの場のひとときという少し説明的ではあるが、そんなテーマも内包させている。

その他にも当初会場装飾担当がいなかったため、会場の装飾のラフを描くため会場デザインのために下見も行っている。イベント開催に間際になって適任者が表れたので役割はスイッチしている。

当日プロの方に会場装飾していただいた。当日の会場の様子。

パネルディスカッション風景。スライドに制作したイラストが使用されている。

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